ボリビアで見た・感じた
様々な問題
今、日本をはじめ、世界では様々な問題があります。その中でも環境問題は多くの人々に関心をもたれています。
しかし、ここ日本では現在進行形でどのくらいの森林破壊が起きているかを
目の当たりにする機会はほとんどありません。
そこで私たちは「世界の肺」と呼ばれるアマゾンの熱帯雨林を有する、南米ボリビアに降り立ちました。
この周辺のアマゾン流域には淡水に住むピンクイルカとして世界中から愛されている「ブフェオ」が生息します。
とてもかわいらしいこのブフェオも、アマゾンの開発により今では絶滅の危機に瀕していることを知りました。
ブフェオをはじめ、アマゾンには多種多様な生態系がありますが、
どうすれば守ることができるのかと悩んでいた時に、
我々が出会ったのが、今では世界中で栽培されているカカオの原産地の
熱帯雨林の奥地で脈々とその実を実らせ続けているカカオBENI WILDでした。
ボリビア・アマゾンに位置するベニ県には
原生林に自生するカカオの木があります。
その木から採れる
宝石のような小さな実は、
一切ひとの手が入らず
自然そのものであり、
繊細で穏やかな
コクをもちます。
BENI WILDは現地の人が一つ一つ収穫します。
「その年にしかその味はでない」と言われており、
世界の収穫量のうちわずか(1/1,000,000) の希少性があります。
そんな宝物のようなカカオを、
国内で取り扱うのはわたしたちSatisfactoryだけです。
これまで流通しているカカオとはまったく異なる
カカオをお試しください。
USDAオーガニック
認証取得
アメリカ農務省によるオーガニック認証制度であり、世界で最も厳しい認証と言われています。栽培だけでなく加工まで95%〜100%以上の原料がオーガニック(水と塩を除く)である製品へ認証マークの貼付が認められています。
また、3年以上農薬・化学肥料を使っていない耕地で栽培されたオーガニック原料を使っていることが基準であり、化学肥料や下水汚泥の使用、成長ホルモンの使用、遺伝子組み換え原料の使用などを禁止しています。
製品そのものの安全性はもちろん、資源の循環や生物多様性の保護など地球に配慮された認証です。
National Organic Program
(PRESQUILE chocolaterie)
東京・吉祥寺 ショコラトリー「PRESQUILE chocolateries(プレスキル ショコラトリー)」シェフショコラティエ
2020年10月「インターナショナルチョコレートアワード・アジアパシフィック大会」銀賞受賞
2023年10月「インターナショナルチョコレートアワード・イタリア世界大会」金賞受賞。
野生のボリビアカカオは、その深い味わいと豊かな香りで、まるで自然からの贈り物のように感じます。このカカオの独自の風味は、私たちの創造力を引き出し、多くの可能性を広げます。そしてこのカカオに関わることが、これからの私たちの大切な使命だと感じています。
(FARO)
資生堂パーラー運営 東京・銀座イノベーティブイタリアンレストラン
「FARO(ファロ)」シェフパティシエ
「Gault&Millau2022」にてベストパティシエ賞、「LA LISTE JAPANESE AWARDS 2024」にてトップパティシエ賞を受賞、『Asia’s 50 Best Restaurant2024』にて「アジアのベスト・ペイストリー・シェフ賞(Asia’s Best Pastry Chef)」を受賞。
私の今一番好きな食材はボリビアの野生のカカオです。多くのチョコレートは農園で収穫されたカカオから作られますが、このチョコレートはボリビアの森でまるで山菜のように採れた野生のカカオを原料としていて特別な味わいです。
野生味があるのかと思いきや、むしろとてつもなくエレガントで、ピュアでクリアーな香りと味わい。このような自然の宝石は現地で農学者が発酵させたカカオ豆を「プレスキルショコラトリー」の小抜知博さんと一緒に研究を重ねて、素晴らしい味わいのチョコレートに仕上げていただいています。
- Yutaro Sakai
(ufu.) - Kiyotaka Sato
(Hiroshima Univ.) - Maria Ojopi Carageorge
(Beni Bolivia)
サステナブルな
食の選択を提供して
生物多様性を保全したい